motorradshonan毎日ブログ

BMW Motorrad 正規ディーラー モトラッドショウナンのスタッフブログです。

K1600GTL情報

先日アップしたものの誤って消してしまったK1600GTLに関する情報を紹介します。


ようやく自分自身でも実車を見てきたのですが、

まず第一印象で感じたのが全体から伝わってくる高級感です。

どこか一つを取ってではないのですが、ひしひしとオーラを感じます。


BMW Motorradのフラッグシップに相応しい存在感。

特にオイルクーラーやインテーク周りの複雑な造形は写真ではわかりませんでした。

以下に南アフリカで試乗をして来られた山田純さん・松井勉さんから聞いた内容を紹介いたします。




噂で伝わってきている仕様から、

従来のバイクではなくまるで4輪車の様な設計思想を感じていましたが、

実際に設計者はM3やM5など4輪の設計をしていた方だそうです。

この方(ウォルフガング・マテスさん)曰く、

「やっぱりBMWと言えばストレートシックスだよね」

とのこと。


ストレートシックスのデメリットはその長さだけで、

それ以外はV6・対向6気筒よりメリットが多いそうです。


そのデメリットである幅を抑える為に、

シリンダーピッチ(ピストン間の壁の厚さ)はたったの5ミリ。

5ミリですって信じられますか?

当然そこに冷却水を通す事ができないので、

高い技術と工夫がこらされているそうです。



実際車両に跨るとRTよりスマートで、

K1300とのエンジン幅の差はほんの数センチしかないのです。


他にも特徴的だったのが、

外からは見えないのですが長いインテークマニホールドと、

4輪車の様なシングルスロットルボディです。

これがトルクフルかつコントローラぶるななエンジンレスポンスに貢献し、

トップギアスロットル全閉でも全くぎくしゃくせず走ることを可能にしています。


私は実感がないのですが、

かつて怒涛のトルクフルで定評のあった縦置きK1200RSのトルク感を200%にした感じとのことです。
 



GTLの750センチという低いシート高は、

日本仕様というわけではなく世界標準だそうです。


身長180センチを超えるライダーが乗っても窮屈ではなく、

160センチのライダーが乗っても不安なく足がつきます。

(別売オプションでハイシートの設定もあります。)


                     続く


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