ガソリンの給油タイミング

こんにちは、Motorrad SHONANの大木です。
現在、BMW Motorradにはガソリンを燃料とする乗り物を一般的に
デリバリーをしております。
エンジンへ燃料を供給するシステムもフューエルインジェクションを
採用しており、燃料ポンプから圧力をかけながら各インジェクターへ
燃料を送ります。
以下の画像、右側アルミの筒状のものがフューエルポンプです。

ちなみに左側のものはフューエルフィルターです。
画像は上下逆さまになってしまいましたが、画像の上が燃料タンクの
底部になります。
ガソリンが減ってくれば給油をしなければいけませんが、がんばって
カラに近い状態までがまんすると、タンクの中ではガソリンが波打ってしまい
フューエルポンプがガソリンを吸いこむことができず、無負荷の状態で
まわされてしまいます。
私たちは「カラ打ち」等と呼びますが、このカラ打ち、ポンプのモーターには
あまりよろしくありません。
ガソリン吸い込み時の負荷を想定して設計されているので、無負荷の状態で
モーターをまわすと、焼きついたりの故障をまねきます。
もっともガソリンが無くなってエンストするとポンプも回らなくなりますから
故障に至ることはまずないでしょうが、カラ打ちを抑えるためにも
早めの給油が良いかな？と思います。

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