これ蹴飛ばさないで
こんにちは、Motorrad SHONANの大木です。
前回フューエルインジェクションのお話でしたが今回もインジェクションに関して少し。
キャブレーターはエンジンの吸入圧力によってガソリンが吸い出されていきます。
その量はメインジェットで計量され、ニードルで調整されます。
では、インジェクションは?
エンジンの回転数で制御できそうですが、それだと加速するために必要な量が
確保できません。
そこでスロットルボディについているスロットルポテンショメーターが活躍します。
これは空冷のR1200GS 左側のスロットボディ
横にビスで取り付けられているのがスロットルポテンショメーターです。
このセンサーがスロットルの開度をエンジンコントロールユニットに送ります。
コントロールユニットはシリンダーに吸入される空気の量を計算します。
その際に吸気温度と気圧で補正しつつ、理想空燃費のガソリン量を決定します。
ちなみにインジェクターは燃料の噴射量は増減できませんので、噴射時間で
必要なガソリン量を供給します。
ところでスロットルポテンショメーターですが、ボクサーエンジンでも
ひとつしかついていません。
上の画像と同じ空冷のR1200GS 右側スロットルボディ
ボクサーエンジンはスロットルの同調が合っているのが鉄則なので、定期点検の
作業ではスロットルの同調点検、調整もしております。これ重要です。
あ、水冷のボクサーエンジンなどははまたちょっと違うのですが、そのお話は
またの機会に…
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