motorradshonan毎日ブログ

BMW Motorrad 正規ディーラー モトラッドショウナンのスタッフブログです。

カタログ遊び

足つきや取りまわしが気になって、
カタログの車重やシート高を比較したことはございませんか?

普段接客をしていて、
特に新らしくBMWを御検討されている方から言われるのが、
「思ったよりも軽いんですね! 驚きました!」
と言うセリフです。

特にボディサイズの大きいR1200RTや、
エンジンのインパクトの大きいR1200GS等で言われます。


一目でBMWだとわかるボクサーツインは見た目ずっしり重そうですから、
重そうというイメージを持たれるのも良く解ります。


それでは実際のところ数字はどうなのかと思い
最近人気のアドベンチャーモデルで調べてみました。

まずは1200クラス

XTZ1200スーパーテネレ  257キロ シャフト
TIGER EXPLORER   259キロ シャフト
R1200GS      245キロ シャフト
Multistrada    232キロ チェーン

こうして比較してみると大きく重そうに見えるボクサーエンジンの
R1200GSが実際はそんなに重くないのがわかります。
重量的には不利なシャフトドライブの中でもより軽く、
そして実際に触れて見るとボクサーならではの低重心が
より一層車体を軽く感じさせます。

タンクの下に重いエンジンがあるバイクを起こしたり
倒したりするのは大変です。

同じ重さでも足元でヤジロベエになっていれば、
テコの原理でヒラヒラ操れます。

乗り味を知らない人からは
「あんなごついエンジンのバイクをヒラヒラ操ってすごいなあ・・」
と思われますが、実際にヒラヒラなのがボクサーの特徴です。




続いて1000ccクラス

V-Strom1100ABS 228キロ
CRF1000Lアフリカツイン 232キロ
S1000XR     228キロ

こちらはV-Strom1100ABSが100cc多いのに検討していますね。
NEWモデルアフリカツインはオフロード寄りに
作ってあるという割にけっこう重い様です。


これらは数字だけの比較なので、
実際に触れて見るともっと大きな差に感じたり、
逆に実際の取り回しは数字と逆だったりと差があります。


特にBMWの車輌は見た目やカタログ上の重さと
実際に感じる取りまわしや予想外の軽さがありますので、
ぜひ店頭にて実際に感じて乗ってみてください。


                 市東