MotoGP 今年はテストも見どころ
現在BMWは参戦していないのですが、
バイク繋がりと言う事でMotoGPの話題を一つ
2012年に26歳の若さで引退してしまった、
元MotoGPチャンピオンのケーシー・ストーナーさん。
彼の走りは、カウンターの少ない慣性2輪ドリフト?走行が芸術的で、
個人的に彼のライディングが好きななのです。
コーナー進入時には既に立ち上がりの方向に車体が向いてしまい、
静止画で見るとコーナーのイン側に突っ込んでしまいそうに見えてしまいます。
実際にはそのままの姿勢でアウト側スライドして行き、
早々にバイクを起こしながら加速して行くライディングに
ほれぼれします。
さて引退したケーシー・ストーナーさんですが、
今年度はドカティのテストライダーとして契約をしたそうです。
以前にも引退後にHONDAとテストライダー契約をして、
何度か走った事はありましたが、
今回のテスト走行は各車各チームのMotoGP現役組と合同で行われたのです。
今年からオフィシャルタイヤメーカーがブリヂストンから
ミシュランに変更されました。
ミシュランは何年もGPをから遠ざかっておりましたし、
ホイール径も16.5インチから17インチへ変更されたこともあり、
テストではタイヤが原因であろうトラブルが続出しております。
そんなトラブルもあり、ソフトコンパウンドが使えなかった2月3日の
セパンでのテストではなんと5番時計を記録してしまいました。
テストなので優先事項による様々な条件の違いもあるでしょうが、
ドカティワークスの現役2名を引退した選手がポンと
上回ってしまうあたりに本当にとんでもなく凄いです。
本戦以外にも何度か行われるテストも、目が離せませんね。
市東