テレレバー その2

こんにちは、Motorrad SHONANの大木です。

こちらボクサーモデルに多く採用されている「テレレバー」。
「テレレバー」のモデルにお乗りになったことがあれば
気がつくと思いますが、フロントブレーキをかけた時の
ノーズダイブ(前のめりになる現象)がほとんどないことが
大きなメリットですね。
フロントブレーキをかけた時に発生する減速時の加重は
「Aアーム」から連結される「フレーム」に伝わります。
ショックを吸収するサスペンションストラットには伝わらないので
ノーズダイブしないのです。
またブレーキをかけているときにサスペンションは動きませんので
路面の凹凸に対するショックはブレーキをかけていない時と同様に
吸収できます。
路面の追従性に優れ、乗り心地や操案性に優れるといえるでしょう。
ちなみに「フロントフォーク」の上側いわゆる「インナーチューブ」は
舵をとるのに必要な構造物なので、あまり太さは必要ありません。
重量級の車体なのに細めの「フロントフォーク」なのはそういう理由です。

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