サスペンションの調整

以前にも紹介しましたが、
先日自分でも体験したので再度ご紹介いたします。

BMWのマシンには殆んどの車輌にサスペンションの調整機構がついていますが、
使用したことがない方も多いかと思います。

特に調整の結果がわかり易いのがリアサスペンションです。
主にプリロードと伸び側のダンパー（動きのスピードを調整）の
調整機構です。

詳しく書くと長くなりますので、極々要約してご説明しますと、
プリロードは車体の前傾・後傾を補正します。
65キロほどを基準に、体重の軽い方は緩め、重い方は締めこみます。
また、重量のある荷物を積載した際や、
2人乗りをした際にも締めこみます。

ご自身の体重やツーリングスタイルに合わせて調整してみてください。
その際、
どれだけ調整したかを携帯や手帳にメモしておけばいつでも元に戻せます。
恐れずにどんどん試してください。
このプリロードは一度いい位置が決まれば、
タンデムなどで重量バランスが変わらないかぎり早々変更する必要はありません。

次に伸び側ダンパーの調整です。
これはサスペンションの動くスピードをコントロールしますが、
体感的にはコーナーリング時に車体の傾くスピードや手ごたえ、安心感として伝わります。
この調整は乗り手の熟練度やライディングスタイル（好み）によって、
正解は人それぞれです。
ほんのわずかな調整によって不安感が解消されたり、
別のバイクの様にハンドリングが変わることもあります。

こちらもいつでも元の位置に戻せますので、
好みに合うようにいろいろ試して見てください。

両者とも簡単に元通りにできますので、
試してみないともったいないですよ。

方法がよく判らない方は、お気軽に店頭にてご相談ください。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　営業　市東