テレレバー
こんにちは、Motorrad SHONANの大木です。
さて、前回に続きBMWの採用しているテクノロジーのご紹介です。
「テレレバー」と呼ばれる、フロントサスペンションです。
「テレスコピック」とスイングアームのような「レバー」を
たしたような名称です。
一般的なオートバイのフロントサスペンションは「テレスコピック」タイプです。
径の異なる筒状の物が伸び縮みするモノを指しますね。
この筒「フロントフォーク」の中にはスプリングやオイルの抵抗を
利用するためのダンパー機構が入っています。
下側はフロントホイールに、上側はステアリング機構に連結されます。
テレスコピックタイプはショックを吸収するサスペンション機能と舵をとる
ステアリング機能がひとつになっています。
では「テレレバー」はどうでしょう?
ちゃんとテレスコピックタイプのフロントフォークが存在しています。
ところがこのフロントフォークの中には摺動面を潤滑するためのオイルしか
入っていません。
連結はハンドルが装着されている「アッパーフォークブリッジ」と「ホイール」、
その中間でスイングアームの「Aアーム」に繋がります。
ショックを吸収するスプリングやダンパーは奥の方にある「サスペンション
ストラット」が受け持ちます。
連結は「Aアーム」と「フレーム」です。
つまり「フロントフォーク」は舵をとるためのステアリング機能を、
「サスペンションストラット」がショックを吸収するサスペンション機能を
担っているので分業されているのです。
次回、メリットなどのお話しに続きます。
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