motorradshonan毎日ブログ

BMW Motorrad 正規ディーラー モトラッドショウナンのスタッフブログです。

K1600GTL のトレーニングで試乗してきました!その2

BMWのストレート6は70年以上の歴史があり、

実はこの伝統の6気筒エンジンをモーターサイクルに使えないかと、

長い間研究されていたそうです。

そして技術の蓄積と進歩により、

ついに納得のいく物が実用化されたというわけです。



設計したエンジニアによると、

全てをコンパクトにして集中させる必要から4輪エンジンの設計より困難であったとのこと。



完成したエンジンはK1300のそれより幅で左右4センチずつ。

重量はギアBOXやオルタネ―タ―を含めてもたった17kgの増加に抑えられています。




重心低下の為ドライサンプエンジンなのですが、

軽量化・スペース効率の意味も込めてオイルパンや別体オイルタンクがありません。

オイルパンに相当する部分が2階建て構造になっていて、

その役割を担っています。

ドレンボルトの奥にもう一つのドレンボルトがあるのです。




カムは組み立て式中空カムで、

削り出しより1本で1kgも軽くなっています。

レスポンスに直結する構造です。




300cc排気量が上がっているのに、

燃費はK1300より良くなっているそうです。

無駄のない最適な燃焼の恩恵でしょう。



エキゾーストシステムは全重量が14kg

オプションのアクラポビッチマフラーに換装すると6kg軽くなります。

音質もさることながら、

スポーツライディング時のハンドリングが更に良くなりました。

私も両方の仕様を乗り比べて体感してきまして、

通常のクルージングならノーマルでも不満はありませんが、

積極的にワインディングを走られる方には必須アイテムと言えますよ。




日本仕様の標準装備は、

オーディオ・HIDアダプティブヘッドライト・

DTC・ESAⅡ・集中ロック(盗難警報器とのセット時)・

LEDフォグライト・・・


という豪華さです。




追加すべき代表的なオプションは、

盗難警報器・グランドライト・トップケースブレーキライトLED

エンジンガード・アクラポビッチマフラー・ナビ・ipodケーブル・

インナーバッグ・ハイシート・・・・などがあります。


特にエンジンガードは目立たないデザインになっていますので、

納車前につけてしまうのがよいと思いますよ。



あっ、今日も電子デバイスについて書ききれませんでした!



GSチャレンジの受け付けが5月31日まで延長されております。

今ならまだ間に合いますよ!

興味のある方は、営業市東かサービスの佐藤までご連絡ください。


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